BLOG漂流豆腐-絹ごし-

2020.04.17

Looking Back 2019 トラックリスト&雑感

お待たせしました!ミックスしてアップしたところで力尽きて、今年はその後完全にトラックリストを忘れちゃってました。ごめんなさい。それでは行きます。

0. Intro – Zapping of 2019
1. Rendezvous (with G.RINA) / Bronze
2. Reality (JNTHN STEIN Remix) / Jordan Rikei, Ben Esser, Noah Slee
3. LA CANCIÓN / J.Balvin & Bad Bunny
4. Rapid Fire (feat. Shane Eagle & amaarae) / Santi
5. Slide (feat. YG) / H.E.R.
6. Cola / 田我流
7. Be Honest (feat. Burna Boy) / Jorja Smith
8. W (feat. GUNNA) / KOFFEE
9. Walking (feat. Swae Lee & Major Lazer) / Joji & Jackson Wang
10. Secret (feat. Jeremih & Sereni ) / Burna Boy
11. Sparky / Santi
12. FNCY CLOTHES / FNCY
13. 愛を探して / 武田と哲也
14. King James / Anderson Paak
15. U Say (feat. Tyler, The Creator & Jay Prince) / GoldLink
16. Love Yourself (OST from Carole & Tuesday) / Pyotr
17. Kimi ni Muchu / GOODMOODGOKU
18. Train / FNCY
19. Dont Let Me Be (feat. Owlle) / Cassius
20. Dance Tonight (OST from Carole & Tuesday) / Pyotr
21. SOMETHING SWEET (feat. Fatman Scoop) / ADE
22. Ballin Flossing / Chance The Rapper
23. Touch the Floor (feat. Masego) [mOma+guy Remix] / VanJess
24. Zulu Screams (feat. Maleek Berry & Bibi Bourelly) / GoldLink
25. Do it feat. Yo-Sea / OZworld a.k.a. Rkuma
26. Rebound / Savannah Cristina

8年目。日々たくさん聴いている新譜、ミックスにすることで一定の距離が生まれて、自分の中の整理にもなるし、俯瞰して’時’を感じることもできるのでなんだかんだと続けています。

2019年はナイジェリア作品が豊作でした。目立ったところではBurna Boyだと思いますが、個人的に一番夢中だったのはSanti。パトワ混じりの歌まわし、抑制の聴いた歌、音数の少なさが素晴らしく。Sade Aduもナイジェリアの血が入っていることを思い出したりしました。wavが壊れるほど聴いた。壊れないんだけども。

本人が監督の映像もまた素晴らしく。いくつかの作品にどうにも気になる不穏な雰囲気があり、Voodoo的なエキゾチシズムというのかなんなのか。

自分たちでハイクオリティのドラマティックな作品を作ることができるのは、映像産業が盛んなナイジェリアの文化的背景も手伝っているのか、ナイジェリアはハリウッド、ボリウッドに続いて3番目に映画産業が盛んとのこと。ノリウッド。

(※おすすめ動画というわけではありません。サムネイルから伝わる雰囲気だけ参考に・・・)

西アフリカのVoodoo教といった霊性信仰や儀式など興味本位で調べ始めると、少女売春など現代の根深い社会問題に行きつき、知らないことが多く、色々考えさせられてしまう。極端なおどろおどろしさが滑稽にも見える映像群の向こうに、自分が気付けていないメッセージがあるのかもしれない。継続して調べたい。音楽を通じて未知なことを知っていくのは(それがたとえ社会問題だとしても)、いつでも素晴らしいお土産。

Voodooといえば、ミックスには入れていないけれどGoldLinkのこの曲もそういったおもむきが。

ナイジェリアでは、Odunsiというアーティストもメロウな良作有り。上記のアーティストとリンクした作品も良く、タイミングよくアルバムが出ていることで連鎖的に知るきっかけができて、うれしい。

数年前、(主に南アフリカの)アフリカンハウスDJミックスを作ったけれど、アフリカのダンス音源も世界中でそうであるように、よりグローバル化(アメリカ化)してきている。一聴するとみんなアメリカの音楽に聴こえる。

民族性を色濃く背負った伝統の音楽も魅力的だけれど、ある種の均質化されたフォーマットの中で表現するときに、どうしてもにじみ出てくる民族性や個性というものもあって、言語の違いはもちろん、節回し、メロディや歌詞にも本当はちゃんと宿っている。

わたしはそういったものに興味がある。それは、そんな風にフラットに広がる音世界のなかで自分はどんな表現をするのか、ということとも繋がっている。

80sそのものなタッチだけれど、良い曲なのでタイムレス。

それと今回は、自分のプロデュース作品もいろいろ混ぜました。

自分の属するユニットFNCYはもちろん、初めてアニメのサントラに参加させてもらったのを含め、海外アーティストと共作したり、リミックスで遊ばせてもらったり。わたし自身ががマイクを持つきっかけとなったヒップホップに、正面から向き合えたのも、ぐるっと巡り合わせというか因果というべきか。LIVE & LEARN。
時間の無さに泣きながらも、泣いた分?どの作品にも愛着があります。どの作品もサブスクリプションサービスにも上がっているので、気になった曲はぜひ検索して聴いてみてください。とにかくいっぱい聴いてもらってこそ、制作者は浮かばれるというもの。。いつも聴いてくれてありがとう。

https://grina.info/works/

改めてトラックリストを眺めると、DJの時に必ずといっていいほどかけた曲、または、アルバム単位で繰り返し聴いていたアーティストばかり。全部がそうなので一つ一つ書くと、大感想文大会になってしまうので割愛。

それでも入れ忘れてしまったなあというものはあって、例えば小袋成彬氏のpiercingDoja CatHot Pinkはなぜかすっかり抜けていた。アルバム通して楽しめる作品で歌詞やミックスの塩梅を噛み締めながらなんどもランニングしていたのに、いつかこのミックスを聴き直しながら2019年を思い出すときに入っていないのだなあ。個人的に残念。だからといって、2020年ミックスにはいれられない、妙な神経質さでお送りしております。

音楽はChic、映像は映画「Boogie Nights」? ザッツアメリカ哉。

 

一番楽しいのはミックスで大体の流れを考えた後に、BPMなどの都合で漏れてしまった、あるいはミックス後に思い出した曲を滑り込み(脳内)で、カットアップしてイントロを作る作業。毎年、散らかった自分の嗜好と脳内(二度目)が出ているかなと思います。

イントロはどれも一瞬だけど、KanyeJesus Is KingFKJYang Ylangはどれか一曲というより作品全体を聴いてこその味わい有りなので、思い出したらゆっくり聴こう。

というわけで、まとめるとほぼナイジェリアと自分、という2019年雑感となりました。大変なフェーズが訪れていますが、音楽を愛する皆様、2020年もひとつ健やかに、よろしくお願いいたします。

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