幼児の痛ましい事故が続いて新居浜上部のぞみ保育園に起こったことを時系列でまとめました。
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新居浜上部のぞみ保育園の幼児事故まとめ!
2023年5月、新居浜上部のぞみ保育園で3つの事故が立て続けに起こってしまいました。
どのような事故だったか時系列でまとめました。
2023年5月16日 固形りんご提供による窒息
2023年5月17日 異物混入
2023年5月24日 アレルギー食品提供で重体
固形りんご提供による重体
この園では2023年5月16日、生後8か月の男の子が給食のりんごをのどに詰まらせて意識不明の重体となりました。
りんごはサイコロ状に細かくきざまれたもので、保育士がスプーンで与えていたそうです。
園は「無理に食べさせてない」と弁明していたそうです。
しかし他に3件の保育園を運営している新居浜社会児福祉事業協会によると他の園ではすりおろしたりんごを与えていました。
国のガイドラインでは、1歳~1歳半までの“離乳完了期”までは、加熱して提供することを推奨しています。
かぼちゃに異物混入
次の事件は奇しくもりんごによる窒息を招いた事件の翌日、参観日の最中で起こります。
ゆでて細かく切ったかぼちゃを提供した際、男の子の母親が異物に気づき保育士に知らせました。
しかし、園側はあいまいな対応に終わったとし、園側は翌日、保護者からの連絡帳で異物混入を把握したといいます。
異物はカボチャを切る時にまな板に敷いていたクッキングペーパーで、協会は「事故の翌日で力が入りすぎて破れた」と説明しています。
事故を受けての会見
5月20日に重体事故の会見を開いた際、異物混入については「事故の対応に追われていた」として公表されませんでした。
アレルギー食品提供で重体
会見から4日後の5月24日、卵アレルギーのある当時1歳7か月の女の子に、卵を含むマドレーヌが誤って提供されました。
園では、重体事故を受けてアレルギーのある子どものおやつは別のトレーで配るよう再発予防を取り入れていました。
しかし、情報共有がされておらず、保育士は女の子にマドレーヌを渡した後、トレーに気付いたということです。
このマドレーヌの成分表示について、細川事務局長は会見の中で「年齢を重ねた保育士だったので確認できなかったようだ」と発言しています。
新居浜上部のぞみ保育園の不可解な点
ほか3園とは異なる対応
新居浜社会福祉事業協会はこの園を含め4つの園を運営しています。
なぜ他の園とは異なる対応だったのでしょうか。
ましてや生後8ヶ月の乳児です。
離乳の完了どころか、窒息の危険は食事以外でも隣り合わせです。
保育のプロとしてわからなかったのでしょうか。
会見時に異物混入は報告されていない
かぼちゃへの異物混入に対してはなぜ報告されるのが遅れたのでしょうか。
この園児は親が気づいたため大事には至りませんでしたが、親が訴えても園側は曖昧な対応だったということですね。
年齢を重ねた保育士は確認ができない?
「年齢を重ねた保育士は確認ができない」にはどのような意味があるのでしょうか。
トレイに関しては全職員に終始されていたのでしょうか。
また、仮にこの年齢の重ねた保育士だけが問題だとしたら、園児への食事提供は他の職員が行なうことや、他の業務に従事てもらうようにできたはずですよね。
はたまた、それが無理なら保育士として勤務できないということになりますね。
杜撰な管理体制?
これまでの経緯を見てくると、管理体制は適切だったのか?との疑問が湧き出ないはずはありませんね。
理由はあったかもしれませんが、他の園と異なる対応だけでなく、ガイドラインも無視した対応を生後8ヶ月の乳児にしていました。
異物混入は報告する必要もなし?と言わんばかりの受け止めだったようですね。ましてや現場の職員は親からの注意喚起も曖昧な対応だったとあります。
極め付けは、そもそも情報共有がされていなかったというのに、年齢を重ねた保育士のせいにしたような会見でした。
愛媛県新居浜市内、新居浜上部のぞみ保育園で、保育士がりんごを食べさせ、心肺停止→重体中らしく、「給食を無理やり食べさせた事実はない」と説明
りんごを食べさせ→心肺停止→重体中
管理ミスがなきゃ起きない事
無理やり食べさせたかどうかではなく— しらんが (@ambitious_AAA) May 20, 2023
愛媛県,新居浜市「新居浜上部のぞみ保育園」おためし保育「生後8か月男の子👦」給食リンゴ🍎喉に詰まり「呼吸困難,窒息,重体」💢←まだ,離乳食時期だろが😡⚡リンゴ🍎は,すりおろし,か,煮込み,するべきでしょ‼️(プロだろ💢)←この保育園「特別監査」当たり前ですよ😓👍
— yasankimagure (@qxtafPyOyiBIo5w) May 23, 2023
新居浜上部のぞみ保育園とは?
私立保育園で定員は60名となっています。
保育の基本方針は、家庭との緊密な連携のもと、子どもが健康・安全で情緒の安定した生活が得られるよう環境を整え、それぞれ個性を伸ばしながら、心身の発達を図るとしています。
指針の一つに健康的な生活のできる子ども(楽しく食べられる。ぐっすり眠れる。)とあります。
方針とは?と疑問を抱いてしまいますね。
保育を業務と捉えているのでしょうか?
まとめ
今回は新居浜上部のぞみ保育園に起こったことを時系列でまとめました。
不可解な点も多いですし、保育園にお世話になっている親としては心配ですね。
今後は事故が起こらないようにしてほしいものですね!
1日も早い回復をお祈りいたします。