BLOG漂流豆腐-絹ごし-

2019.01.10

Looking Back 2018 トラックリスト&雑感

Spoil My Night (feat. Swae Lee) / Post Malone
Uza Trikk feat. A$AP Yams, G Perico & Earl Swavey / Power(Interlude) / LNDN DRGS
My Kind of Crazy / Raisa & Dipha Barus
Simple Man / 田我流
A No No / Mariah Carey
The Light / MihTy, Jeremih & Ty Dolla $ign
Sugar (Puff Daehee Mix) / Ugly Duck & Chloe DeVita
Aktive feat. YG Hootie / LNDN DRGS
Summertime Magic / Childish Gambino
Compass (feat. CHICO CARLITO) / illmore
OOH (Original Mix) / FKi 1st, G Perico, Good Gas, 03 Greedo
Gave Your Love Away / Majid Jordan
Confidence / RAYE, Maleek Berry & Nana Rogues
Give My All / Stimulator Jones
Cleopatra etc. / Kick A Show feat. Zen La Rock & G.RINA
Do You Like It / Victoria Monét
ワイルドに最高の未来へ / BTB特効
Too Much (feat. Timbaland) / ZAYN
Curve / Kara Marni
Turkey (feat. Year of the OX) / Reddy
Better / SG Lewis & Clairo
Troop (feat. Smino) / Tobi Lou
AOI夜 / FNCY
thank u, next / Ariana Grande
Roll (Burbank Funk) / The Internet
Good Good / Jengi
Make Me Feel / Janelle Monáe
silky / FNCY
Dance with Me (Original Mix) / Tentendo, Jordan Dennis
Pleasure (Original Mix) / Don Chrelli
Dead To Me / Kali Uchis
YOU MAKE ME ACID / tofubeats
Future Is Born feat. cabana / RHYMESTER
Lady / Yubin
Neutron Dance (Original Mix) / Krystal Klear
The Huggers (Original Mix) / Moullinex
It Makes You Forget (Itgehane) / Peggy Gou
非ゼロ和ゲーム / KIRINJI
So Rare feat. RetcH & $ha Hef / LNDN DRGS
Freaky Times / Louis Cole
Come Back to Earth / Mac Miller
OTW / Khalid, 6LACK & Ty Dolla $ign

お正月恒例のLooking Backも7年目になりました。

昨今は自分の制作のなかでも、懐かしさと新しさの共存を常に考えているのですが、あるいは耳がそうなっているせいで?今年は特に世の中でもそういった指向の強い楽曲の増加を感じました。なので今年はそこにフォーカスをしぼって(本当に好きでたくさんかけていた曲のみで)ミックスすることにしました。

懐かしい要素といっても様々で、サンプリング(LNDN DRGS、Mariah Carey、MihTy)やアレンジ(Stimulater Jones、Yubin)にとどまらず、 楽器の音色、それに対してかけるエフェクトの使い方(Post Malone、Khalid、Krystal Klear)、質感(The Internet、Kali Uchis)、○○年代そのまんまだろうというものから、感じるひとは感じる程度のレトロフィーリングまで、(過剰に)敏感に選んでいます。

サンプリングし放題だった90年代のヒップホップみたいなLNDN DRGSを3曲も入れちゃいましたが(許諾問題いったいどうなってるの?)、今までなかったサンプリングスタイル、今だからありえる音像で新旧の価値観を共存させているものにこそ驚きたいのが本心ではあります。自分だったらどうするかな、次の作品ではどんなことをやってみようかな、という耳であらゆる新譜を聴いていました。

R&Bの流れでいうと、Ella Maiの「Boo’d Up」が懐いフィーリングだということで大流行でしたが、わたしはElla Maiと同世代のVictoria Monétというシンガーの「Life After Love, Pt.2」という作品が、声質も含めアルバム通して断然好みでした。

あとはMajid Jordan。このMVがでたのがジャスト一年前。こちらを観ていただければ、サウンド、世界観ともにわたしが好きすぎるのもご理解いただけると思います。(知らんがな)

アルバムは2017年末発。Most Underrated R&B Singerなんて言われてますが(いうてもOVO SOUND)大至急気づいてほしいところです。

こうして並べて聴くとVictoria MonétもMajid Jordanも非ムキムキ系のR&Bだなっと改めて感じます。ムキムキ系も時々はいいんですが、ホっとする、しっくりくるのは温度低め、というのは変わらずの好みということで。

車中ヘビロテ部門ということでいうと、運転しながらちょこちょこ変えられないので=アルバム単位ということになるのですが、ポストマローン、キリンジ、カリウチスはたくさん聴きました。このあたりも語り出すと止まらないので・・・。

さて、2018年の胸に残るヒップホップ、R&Bニュースは何だったかとふりかえると、まずはビヨンセのコーチェラのステージ(拳をあげて涙)(youtube公式はあがっていないのですが、隠し撮りでも王者の片鱗はわかるので気になるひとは検索を…)、それからマックミラーの訃報でした。マックミラーはまたすばらしい(暗示に満ちた)アルバムを出したばかりで、それだけの音楽の引力でも彼を現世には引っ張っておけなかったんだなあと。ほんとうに残念。その悲しい顛末に対して、(元カノ)アリアナグランデがだしたアンサーといえる曲が、気持ちよいくらいに’ザッツR&B’の芯をとらえていて、これまた泣けてしまいました。

彼女が「thank u, next」を出したばかりの(たぶん最初の)TVショーでのステージで思わず歌唱につまる箇所があったのですが、それは失った恋人たちについてふれた箇所でなく、自分の両親に対して感謝する箇所でした。彼女が大切な(破滅的)ボーイフレンドと別れるにいたった、その葛藤を勝手に想像してしまったし、彼女がSelf-Loveを歌うことは、まったく一貫した態度だと感じました。それまであまり聴いてこなかったアリアナグランデに一気に引き込まれてしまった訳ですが、話を戻すとマックミラーのこれからの作品が聴けないというのはやっぱり惜しいことです。

現代社会においてのSelf-Loveの大切さを思いつつ、ビヨンセ、アリアナ、とくれば今年はCardi Bも最高でした。隣のファンキーなおネエちゃん的なお茶目さが魅力と思いきや、産後まもなく露出の多い衣装、派手なパフォーマンスには、気合いが違うなと。中毒性高いラップの上手さも含め、もしかして努力家なの??オフセットとの離婚騒動アレコレ含め、彼女はむしろそのド根性が魅力なんだと思い直しました。ミックスのテーマには合わなかったので一曲も入れていないのですが、年末にでた「Money」のMVを置いておきます。こどもを育てるために自分で稼ぐわ!という(元)ストリッパーの気合いと悲哀が、全米NO.1アーティストの規模感で繰り広げられております。

彼女たちのアティテュードには同性として本当にしびれる、といった話は尽きないので、また別の機会に話せたらいいですね・・・

で、じぶんはなにをできたかなというと

18年は17年に出した作品「想像未来」や「seventh heaven」からのつながりと流れでFNCYというグループを始めて、そのトラックプロデュース含めた制作にエネルギーを費やした一年でした。出ているのはまだ2曲なのですが、これから徐々にその成果を届けられると思います♡ここでのミックスにも通じるのですが、じぶんたちの通ってきた音楽への愛情を、新しいサウンドにする探求の旅をたのしみたい、たのしんでもらいたいと思っています。

同時に今年は自分自身の作品や依頼の作品なども、お届けできるといいなと思っております!

以上、2018雑感でした。長文、おつきあいありがとうございます。今年も現場でお会いできたらうれしいです。気軽に音楽話・おいしいたべもの話・穴場のキャンプ場話などなどしましょう。

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